大雨や台風が迫っている時や、大きな地震が発生した時には、公式の情報を求めて、多くの市民が同時に自治体のホームページにアクセスします。また様々な情報が掲載されているホームページでは、今知りたい情報を探しだすのにも一苦労です。そこでLINE公式アカウントのメッセージ配信機能を利用すれば、重要な情報だけを、いち早く、多くの市民に届けることができます。
メッセージ配信
LINE公式アカウントで友だちになっているユーザーのLINEアカウントに直接メッセージを送ることができます。テキストのほかに画像や音声、動画やスタンプを使用して、1回のメッセージ配信で同時に最大3吹き出しまでのメッセージを送ることが可能です。
利用可能なリソース
以下の素材・ツールは無料でご利用いただけます。
※一部利用条件あり
機能の作り方
LINE Official Account Managerで配信する場合
「メッセージ配信」を利用します。
1. LINE Official Account Managerにログインし、「メッセージ配信」メニューの「メッセージを作成」をクリックします。
2.配信先と配信日時を設定します。
3.メッセージを編集します。
1回のメッセージ配信で同時に最大3吹き出しまで送信可能です。
テキストメッセージのほかに、画像、動画、スタンプなどが送信できます。吹き出しを追加するときは、「+追加」をクリックしてください。
4.メッセージの編集が完了したら、「配信」をクリックします。
<効果的な配信方法>リッチメッセージを活用する
リッチメッセージ
画像やテキスト情報を一つのビジュアルにまとめ、簡潔で分かりやすい訴求を実現できる機能です。通常のテキストメッセージよりも高い誘導効果が見込むことができます。
自治体ホームページ上の防災関連ページにアクセスできるリッチメッセージを事前に準備しておくことで、災害時の急な配信に役立ちます。
リッチメッセージの作り方
1. 「メッセージアイテム」メニューの「リッチメッセージ」開き、「作成」をクリックします。
2.タイトルを入力します。
3.テンプレートを選択します。
区切られたエリアごとに、そのエリアをタップしたときのアクションを設定できます。
※リッチメッセージ用の画像に応じて、テンプレートを選択してください。
4.画像をアップロードします。
5.各エリアのアクションを設定します。分割されたエリアのうち、少なくとも一つは設定する必要があります。設定が完了したら「保存」をクリックしてください。
作成したリッチメッセージを配信する際には、メッセージの編集時に「リッチメッセージ」を選択してください。
機能の広め方(広報アイデア)
特に、災害が迫っている時期は、自治体からの正確な情報をいち早く取得したいニーズが高まり、LINE公式アカウントの友だちが増える傾向にあります。
広報誌やホームページなど市民がよく接触する既存媒体に、
LINE公式アカウントの友だち追加QRコードを掲載し、
緊急時の重要なお知らせをLINEで受け取れることを知ってもらいましょう。
LINE SMART CITYオープンナレッジでは告知アイデアや告知に使えるデザインデータを提供しています。
エリアを絞ってLINE広告を利用すれば、自治体のLINE公式アカウントの友だちになっていない市民に対してもLINEアプリ上で認知を獲得することできます。