地震や台風・大雨などの災害が発生が迫っているときに、市民が情報を取得するツールとしてもLINE公式アカウントをご活用いただけます。自治体からの情報発信だけでなく、市民が情報を取得できる防災機能チャットボットが便利です。
防災機能チャットボットは、LINE公式アカウントの基本機能を活用したシンプルなリンク集から、開発を加え、状況に応じた避難行動を案内するチャットボットまで広くご活用いただけます。
▼基本機能(カードタイプメッセージ)を活用したリンク集
▼状況に応じた避難行動を案内するチャットボット ※追加開発が必要です
利用可能なリソース
以下の素材・ツールは無料でご利用いただけます
※一部利用条件あり
機能の作り方
(1)基本機能(カードタイプメッセージ)を活用したリンク集
①カードタイプメッセージを作成する
「メッセージアイテム」の「カードタイプメッセージ」を選択し、「作成」をクリックします。
カードタイプメッセージのタイトルを入力し、カードタイプを選択します。
▼選択可能なカードタイプ
カードごとに内容を設定します。
カードを増やす時は「カードを追加」もしくは複製のマークをクリックします。
設定が完了したら、「保存」をクリックします。
②リッチメニューを設定する
「トークルーム管理」の「リッチメニュー」を選択し、「作成」をクリックします。
タイトルと表示期間を設定します。
赤枠部分をクリックし、テンプレートを選択します。
▼選択可能なテンプレート
赤枠部分をクリックし、画像を設定します。
各エリアをタップしたときのアクションを設定します。
- 例として用意したリッチメニュー画像では、「E」のエリアが防災情報となっているため、Eエリアをタップしたら、「防災情報」というテキストが送信されるように設定します。
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設定が完了したら、「保存」をクリックします。
③応答メッセージを設定する
②で設定したリッチメニューの「防災情報」をタップすると、①で設定したカードタイプメッセージが表示されるように設定します。 |
「自動応答メッセージ」の「応答メッセージ」を選択し、「作成」をクリックします。
タイトルを設定します。
「キーワードを設定する」にチェックを入れ、キーワードには②で設定したキーワードと同じ「防災情報」を設定します。応答メッセージでは「カードタイプメッセージ」を選択し、①で作ったカードタイプメッセージを選択します
設定が完了したら、「変更を保存」をクリックします。
(2)状況に応じた避難行動を案内するチャットボット
本機能を利用するためには、LINE公式アカウントの機能拡張が必要です。 各開発会社にご相談ください。
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LINE SMART CITY FOR FUKUOKAでは 自治体LINE公式アカウントの機能拡張用ソースコードを 無償公開しています。詳しくはこちらをご確認ください。
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機能の広め方(広報アイデア)
特に、災害が迫っている時期は、自治体からの正確な情報をいち早く取得したいニーズが高まり、LINE公式アカウントの友だちが増える傾向にあります。
※LINE SMART CITYオープンナレッジより抜粋
広報誌やホームページなど市民がよく接触する既存媒体に、
LINE公式アカウントの友だち追加QRコードを掲載し、
災害時に便利な機能を利用できることを知ってもらいましょう。
エリアを絞ってLINE広告を利用すれば、自治体のLINE公式アカウントの友だちになっていない市民に対してもLINEアプリ上で認知を獲得することできます。